羅臼海岸の野湯 羅臼海岸の野湯 >>65フレペの滝を見たあと、いよいよ羅臼側へ。 昨晩から何度往復したのだろう、知床峠>>64を再度横断し、羅臼の海岸沿いを北上した。ひかりごけの洞窟を見たかったのだが、なんとなく走っていると見落としてスルーしてしまったため、それならこのまま果てまで走ろうと上の写真の位置まで来た。 相泊(あいどまり)という地区で、漁港を通り過ぎるとクルマが進める地点はここで終了。ここから先は浜辺に漁業関係の番屋や小屋が並ぶ。海岸トレッキングで徒歩で向かう人もいるらしい。 ウトロ側だとクルマで入れるスポットは、カムイワッカ湯の滝より先の知床大橋までだが(時期による)、緯度的にはこちらの方が北側、奥地となる。 橋を渡った地点でUターンし、来た道を戻る。以下2006年の記録である。 続きを読む先程の相泊漁港の方向を眺める。 ここは相泊温泉の駐車スペース。温泉が何処にあるかというと… 浜に降りた下に、こんなブルーシートの囲いがある。この囲いの中に湯船があるらしい。 一応男女の仕切りはあるようだが、海側からは見えてしまうようだ。 入浴するつもりはなかったので覗きに行くのも控えたが、浜辺に湧く露天風呂で、湯温は熱め。海が時化ると海水を被ったり玉砂利で湯船が埋まって使えなくなるため、地元漁師の方が常に整備・管理をしているとのこと。 無料で入浴できるが先の理由で入れないこともあり、入浴期間は夏季のみで限定的だと思われる。場合によっては囲いも無い本当の露天(野天)風呂となり、通行人に見られることになりそうだ。 元々地域住民のための温泉なので、利用するならそのつもりで臨む必要がある。 目の前が海なのに、直ぐ側では熱い湯が湧くとはなんとも不思議。 漁業関係の番屋や小屋、住宅が点在する。漁師町の色が濃く、自然環境と人の営みが融合した生々しさが感じられる。観光客に媚びない強さというか、ある意味これも自然の姿。 どちらが良い悪いではないが、ウトロ側の、雄大で美しい自然を前面に出したイメージとは対照的で、大変興味深い。 しばらく進むと海岸に海とは違う質の水溜りが。これも温泉だろうか。 駐車スペースの外れには温泉の歌碑がある。 こちらも海辺の露天風呂。瀬石(セセキ)温泉である。地元漁師の方が管理している。 湯船は2つほどあるようだが、入浴できるのはこの右側のみのようだ。混浴温泉である。 こちらも相泊と同様、熱い湯だが、満潮時には海水で埋まってしまう。ここは囲いが一切無いため、入浴の心理的ハードルは一気に上がる。しかし360°の海と陸、空とのパノラマの中の湯浴みは素晴らしいものだろうと思う。 無料となっているが個人所有の温泉のため、管理者に断った上、お気持ちを渡して入浴するのがよいだろう。 濱澤水産/瀬石温泉 『北の国から2002 遺言』のロケ地として使用されたことでも有名な温泉だ。 当時はこのような野趣あふれる温泉が大変めずらしく、全国的にも注目を浴びたものと思われる。 改めて、険しい地形だ。限られた平地に道と生活の場が開かれている。 向こうに国後島が見える。泊山になるのだろうか。遥かクナシリに白夜は明ける。 左側にはオッカバケ漁港の灯台。 この辺りの代表的な海産物は昆布、鮭、ウニとのこと。 『熊の入った家』 ネタではなく、本当のことである。40年ほど前にこの家にヒグマが侵入、家財や食料品を荒らされた。住人家族が就寝中だったがそれに気付き全員2階に避難、幸い死傷者はなかったが1時間ほど居座られ恐怖の時間を味あわされたという。現場には空になった酒の一升瓶が転がっており、クマがラッパ飲みしたのではと言われている。 隣に同名の民宿があり、許可を得れば家の内部を見学出来るそうだ。 本当に熊が入った家 上の写真は2006年時だが、今はこれより老朽しているかもしれない。 熊害事件は開拓時には三毛別事件などもあり多発していた印象だが、その後はワンゲル部事件の他は死傷事件はあまり聞かなかった。現在また頻発しており、しかも死亡事件が多い。東北地方では、比較的大人しいと言われていたツキノワグマですら、である。 椿事ではなくなりつつあるのがとても怖い。 畳む #海 #温泉 いいね ありがとうございます! 2025.8.3(Sun) 20:07:52 道東,羅臼
羅臼海岸の野湯
羅臼海岸の野湯>>65フレペの滝を見たあと、いよいよ羅臼側へ。
昨晩から何度往復したのだろう、知床峠>>64を再度横断し、羅臼の海岸沿いを北上した。ひかりごけの洞窟を見たかったのだが、なんとなく走っていると見落としてスルーしてしまったため、それならこのまま果てまで走ろうと上の写真の位置まで来た。
相泊(あいどまり)という地区で、漁港を通り過ぎるとクルマが進める地点はここで終了。ここから先は浜辺に漁業関係の番屋や小屋が並ぶ。海岸トレッキングで徒歩で向かう人もいるらしい。
ウトロ側だとクルマで入れるスポットは、カムイワッカ湯の滝より先の知床大橋までだが(時期による)、緯度的にはこちらの方が北側、奥地となる。
橋を渡った地点でUターンし、来た道を戻る。以下2006年の記録である。
一応男女の仕切りはあるようだが、海側からは見えてしまうようだ。
入浴するつもりはなかったので覗きに行くのも控えたが、浜辺に湧く露天風呂で、湯温は熱め。海が時化ると海水を被ったり玉砂利で湯船が埋まって使えなくなるため、地元漁師の方が常に整備・管理をしているとのこと。
無料で入浴できるが先の理由で入れないこともあり、入浴期間は夏季のみで限定的だと思われる。場合によっては囲いも無い本当の露天(野天)風呂となり、通行人に見られることになりそうだ。
元々地域住民のための温泉なので、利用するならそのつもりで臨む必要がある。
目の前が海なのに、直ぐ側では熱い湯が湧くとはなんとも不思議。
どちらが良い悪いではないが、ウトロ側の、雄大で美しい自然を前面に出したイメージとは対照的で、大変興味深い。
こちらも相泊と同様、熱い湯だが、満潮時には海水で埋まってしまう。ここは囲いが一切無いため、入浴の心理的ハードルは一気に上がる。しかし360°の海と陸、空とのパノラマの中の湯浴みは素晴らしいものだろうと思う。
無料となっているが個人所有の温泉のため、管理者に断った上、お気持ちを渡して入浴するのがよいだろう。
濱澤水産/瀬石温泉
『北の国から2002 遺言』のロケ地として使用されたことでも有名な温泉だ。
当時はこのような野趣あふれる温泉が大変めずらしく、全国的にも注目を浴びたものと思われる。
左側にはオッカバケ漁港の灯台。
この辺りの代表的な海産物は昆布、鮭、ウニとのこと。
ネタではなく、本当のことである。40年ほど前にこの家にヒグマが侵入、家財や食料品を荒らされた。住人家族が就寝中だったがそれに気付き全員2階に避難、幸い死傷者はなかったが1時間ほど居座られ恐怖の時間を味あわされたという。現場には空になった酒の一升瓶が転がっており、クマがラッパ飲みしたのではと言われている。
隣に同名の民宿があり、許可を得れば家の内部を見学出来るそうだ。
本当に熊が入った家
上の写真は2006年時だが、今はこれより老朽しているかもしれない。
熊害事件は開拓時には三毛別事件などもあり多発していた印象だが、その後はワンゲル部事件の他は死傷事件はあまり聞かなかった。現在また頻発しており、しかも死亡事件が多い。東北地方では、比較的大人しいと言われていたツキノワグマですら、である。
椿事ではなくなりつつあるのがとても怖い。
畳む
#海 #温泉