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スイーツから廃墟まで。北の国からお送りする日常ゆるゆる探検。2009年から始めた前ブログの記事を再編、移植しています


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小樽雪あかりの路

小樽雪あかりの路

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夜闇に浮かぶランタンや灯篭の明かりには、なんとも言えない風情を感じる。特に冬場の雪景色を彩るアイスキャンドルやワックスボウルの明かりも、薄ぼんやりと極寒の空気と冷え込んだ体を暖めてくれるような、和やかさがある。
今では様々な場所で、冬季のイベントとしてキャンドルを作って灯す風景も増え、さほど珍しいものでもなくなったが、かつては近所でそんな風景を見ると物珍しく、個人宅でやっていたものかは不明だが毎日その場所を通って堪能させてもらったりもした。

小樽は札幌圏ということもあり、当方地元からも距離的に行きやすい観光地のため、子供の頃は見学旅行はじめ、その後も家族や友人などと何度も訪れた場所である。いつの季節に行っても素敵な場所だが、特に「雪あかりの路」は、運河沿い観光エリアを幻想的に灯す冬の風物詩的イベントだ。

公式サイト によると、1999年から始まり、毎年2月に市民の手で開催されており各会場を彩る無数のキャンドルも手作りの市民参加型となっている。子供が作ったであろうものや、図画工作よろしく素朴なデザインのボウルもあったりと、華美さや派手さは無いものの、惹かれるのは正にそういうところなのかもしれないと今あらためて思ったりもする。そんなキャンドルや小さな雪像など、一つ一つ見て歩いていると心も温まり、寒さも忘れることが出来るのだ。

2008年に初めて雪あかりの路を見て、また来たいと思い、翌年2009年は友人と、そしてしばらく間が空いたが2018年にも足を運んだ。
変わらず続いてほしいイベントの一つである。


▼2008年から抜粋

20240820220207-admin.jpgルタオ本店のイルミネーション。
こことは関係ないが、雪あかりの路を見る時はまず初めに、閉店間際のかま栄に寄ってかまぼこを買って食べ歩くのが個人的定番となっている。

202408202202073-admin.jpg紅葉を施したワックスボウル。この淡い光が美しい。

202408202202071-admin.jpg雪洞の中にLOVEの文字と鳥(アヒル?)の小さな雪像。

202408202202072-admin.jpg運河遊歩道沿いにアイスキャンドルやスノーキャンドルが並ぶ。


▼2009年から抜粋

202408202202331-admin.jpgこういうプレートは訪れた日がわかりやすくて記念になる。

20240820220233-admin.jpg雪の山を穿っている。色んな形の雪あかりがある。

202408202202332-admin.jpgこれはじっくり見たくなる。

202408202202333-admin.jpgよく見るととても可愛い雪だるまファミリー。


▼2018年

この年は、当時開催されていた朝里川方面の会場も見たかったので、そちらにも足を運んだ。
運河会場とは少し距離が離れているため普段は両方見るのは難しかったが、その時はまず真っ直ぐ朝里へ向かった。

20240820220251-admin.jpg朝里川に浮かぶ綿帽子の雪あかり。
三脚を使ってみたが、人通りもそこそこあり中々難しかった。

202408202202511-admin.jpgこちらの方が色合いが実際に近いかもしれない。幻想的。

202408202202512-admin.jpgカフェの敷地等あちこちに灯りがある。

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運河会場へ。

例のごとく、かまぼこを食み食みしながら歩いた。
一眼を持ってからは初だったので、ちょっと気合いは入っていた。

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2024082022025111-admin.jpgこれはお気に入りの1枚。レース模様のような欄干も美しい。

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路の端々に温かさが散りばめられている。

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一通り見て帰宅すると、冬道のゆっくり運転でだいたい夜0時近くになってしまうのだが、それでも充実感がある。
いずれ交通機関を利用して泊まりで行くのもいいかも知れない。
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#イベント #河川

道央,小樽