社台滝 滝上への道 社台滝 滝上への道 2007年8月時の記録である。 以前から滝が好きなので、とりあえず行先で見かけたら行ける範囲で見に行っていた。 2006年にはインクラの滝>>12に行っているが、行く際に下調べなどをしていた時に知った近辺のもう一つの滝が「社台滝」だった。 インクラの展望台傍にあった看板にも写真が載っていたが、水量は少なそうだが巨大な岩盤を滑り落ちる滝と、何よりもこの岩盤の「悪魔の顔」と呼ばれる容貌の凶悪さに惹かれてしまった。 そして滝上からの眺望も、先達の探索者の写真を見るとまるで密林の景観で、これにも圧倒されてしまった。 落差、幅共に100m近くはあると云われている。下から悪魔の顔を見るには、入渓地点から社台川を5km程遡る必要がある。当然平地ではなく、大岩が立ちはだかる箇所もある。遊歩道などは一切整備されていない。自分の体力やスキルでは間違いなく無理なので、ならばせめて滝上だけでも行ってみたい。滝上にはクルマでも行けるようだが、林道をかなりの距離走ることにはなる。 続きを読む一度試しに、林道ゲートの開いている間に途中まで走ったのだが、ショートカット出来ると思われる直線の道を進んだところで悪路になり、スタックの危険を感じたのと、思ったより長距離を走ったために中途半端に入っていたガソリンを消費してしまいガス欠の恐れもあったため、引き返していた。 後日、地図を購入するなどして違う道を選ぶことにし、態勢を立て直して再アタックした。 カーナビは、当時筆者のクルマに搭載されていなかった。今行くとしても地形図があった方がよいだろう。 尚、当時は林道が何処の所有管轄かなど、あまり考えてはいなかった。 また、開いているゲートでも、悪天候などで突然閉められて出られなくなる可能性もありえる。 予め通行する林道の状況を調べ、ゲートの注意書きを熟読した上、必要なら入林申請など届け出をしてから通行するのがベストだと思う。 現在は公式のサイトも充実しており調査も容易になっているので、以前に比べ通行可否の情報も手にしやすいかもしれない。 林道は社台横断林道になる。樽前ガローの近くの湧水>>2地点にゲートがあり、そこから入る。 しばらく走ると上のような樽前川を渡るポイントを通過する。 柵や車止めは無いので、通行には注意。 砂防ダムになっている。轟々と水量が多くちょっとした滝のようだ。 この川も釣りスポットになっているそうだ。 しばらく走ると大きな絶壁の道が現れる。悪天候時にはポロポロと崩れそうでちょっと怖い。 道からの景色。背丈以上のイタドリが視界を遮る。 延々と続くダートはほぼ平地だが、幅は1台分しかない。ところどころに退避スペースがある。 それなりに登っては来ているらしく、架かっている橋も端が崩れ崖になっている箇所もあり、緊張を強いられる。 このような道なので、20km/h以上はとても出せずノロノロと進む。道の状態が悪く、振動が凄い。 オフロード車でなければ中々ハードだが車体が大きくても難儀しそうだ。 もうどれくらい進んだろうか。地形に沿って大回りで道が続くため、地図上の直線距離よりも何倍もの距離がある。 道の脇に、朽ちた木材が堆積されていた。橋として使われていたものだろうか。 すぐそばに川がある。そちらの岸に架けられていたものだろうか。 かなり古びている。今の林道以前のものかもしれない。 更に進むと、右手にピンクテープの目印になるものが見える。その分岐を右に入る。 これまでに合った動物はシカが多く、またこの近辺の開けた場所では野ウサギも見た。かなり大きく、イヌと見間違えたくらいだ。 すぐ逃げていったので撮ることは叶わなかった。 以前のようなダートとは違い、踏み跡然とした草の道が続く。轍が付いているので、管理のためか同好の士なのか入っていく車もあるようだ。 草の道を進んで突き当りはこれも背丈以上の笹原だ。ここまでゲートから約1時間。20kmは確実に走っているが30km近くになるかもしれない。 この向こうに社台川の源流部と、近くに滝上があるはずなのだが… かなり奥地まで来てしまったので、クマが出てもおかしくない。 用心しつつ分け入り道を探して少し歩くと、木々のざわめきの中、茂みの少し開けた場所から水の落ちる音がかすかに聞こえる。 間違いない。 やはり実際に見ると違う。水量が少ないので滝にというよりは、地形のスケールに感動しっぱなしだ。 滝下と、滝上の落ち口を出来る限りズームしてみた。ここからでは「悪魔の顔」を見ることは出来ない。そして落ち口を目にした途端に寒気がした。 あそこまで行くのはなんだか怖い。足を滑らせたら間違いなく一巻の終わりだ。 ここまでの道のりについては準備してきたが、迂闊ながら長靴の準備など川に入る想定はしていないことに気づいた。 滝上のどこまで進めるのかは未知数だったが、とりあえず源流の方へ向かうことにした。 畳む 社台川源流へ #滝 #河川 #林道 いいね ありがとうございます! 2026.1.16(Fri) 02:54:56 道央,白老
社台滝 滝上への道
社台滝 滝上への道2007年8月時の記録である。
以前から滝が好きなので、とりあえず行先で見かけたら行ける範囲で見に行っていた。
2006年にはインクラの滝>>12に行っているが、行く際に下調べなどをしていた時に知った近辺のもう一つの滝が「社台滝」だった。
インクラの展望台傍にあった看板にも写真が載っていたが、水量は少なそうだが巨大な岩盤を滑り落ちる滝と、何よりもこの岩盤の「悪魔の顔」と呼ばれる容貌の凶悪さに惹かれてしまった。
そして滝上からの眺望も、先達の探索者の写真を見るとまるで密林の景観で、これにも圧倒されてしまった。
落差、幅共に100m近くはあると云われている。下から悪魔の顔を見るには、入渓地点から社台川を5km程遡る必要がある。当然平地ではなく、大岩が立ちはだかる箇所もある。遊歩道などは一切整備されていない。自分の体力やスキルでは間違いなく無理なので、ならばせめて滝上だけでも行ってみたい。滝上にはクルマでも行けるようだが、林道をかなりの距離走ることにはなる。
一度試しに、林道ゲートの開いている間に途中まで走ったのだが、ショートカット出来ると思われる直線の道を進んだところで悪路になり、スタックの危険を感じたのと、思ったより長距離を走ったために中途半端に入っていたガソリンを消費してしまいガス欠の恐れもあったため、引き返していた。
後日、地図を購入するなどして違う道を選ぶことにし、態勢を立て直して再アタックした。
カーナビは、当時筆者のクルマに搭載されていなかった。今行くとしても地形図があった方がよいだろう。
尚、当時は林道が何処の所有管轄かなど、あまり考えてはいなかった。
また、開いているゲートでも、悪天候などで突然閉められて出られなくなる可能性もありえる。
予め通行する林道の状況を調べ、ゲートの注意書きを熟読した上、必要なら入林申請など届け出をしてから通行するのがベストだと思う。
現在は公式のサイトも充実しており調査も容易になっているので、以前に比べ通行可否の情報も手にしやすいかもしれない。
しばらく走ると上のような樽前川を渡るポイントを通過する。
延々と続くダートはほぼ平地だが、幅は1台分しかない。ところどころに退避スペースがある。
それなりに登っては来ているらしく、架かっている橋も端が崩れ崖になっている箇所もあり、緊張を強いられる。
このような道なので、20km/h以上はとても出せずノロノロと進む。道の状態が悪く、振動が凄い。
オフロード車でなければ中々ハードだが車体が大きくても難儀しそうだ。
もうどれくらい進んだろうか。地形に沿って大回りで道が続くため、地図上の直線距離よりも何倍もの距離がある。
更に進むと、右手にピンクテープの目印になるものが見える。その分岐を右に入る。
これまでに合った動物はシカが多く、またこの近辺の開けた場所では野ウサギも見た。かなり大きく、イヌと見間違えたくらいだ。
すぐ逃げていったので撮ることは叶わなかった。
この向こうに社台川の源流部と、近くに滝上があるはずなのだが…
かなり奥地まで来てしまったので、クマが出てもおかしくない。
滝下と、滝上の落ち口を出来る限りズームしてみた。ここからでは「悪魔の顔」を見ることは出来ない。そして落ち口を目にした途端に寒気がした。
あそこまで行くのはなんだか怖い。足を滑らせたら間違いなく一巻の終わりだ。
ここまでの道のりについては準備してきたが、迂闊ながら長靴の準備など川に入る想定はしていないことに気づいた。
滝上のどこまで進めるのかは未知数だったが、とりあえず源流の方へ向かうことにした。
畳む
社台川源流へ
#滝 #河川 #林道