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スイーツから廃墟まで。北の国からお送りする日常ゆるゆる探検。2009年から始めた前ブログの記事を再編、移植しています


No.28

函館山から

函館山から

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2009年に訪れた時の函館山からの夜景の写真を上げようとしたのだが、当時のコンデジでは画質に難があったためか処分してしまったようだ。
前ブログからインポートするまでもないクオリティなので、2019年に撮ったもののみ上げてみる。ちなみに夜景ではなく昼間の撮影だが、これはこれで良い景色だった。

また行く機会があれば、再度夜景撮影に挑戦してみたいと思う。
しかし2009年の時は5月だったが、強風と霧で中々厳しい見物だったのと、大勢の見物客の中で三脚を立てなければならないと思うと若干億劫である。昨今のインバウンドの状況だと尚更。もう少し落ち着いたら(落ち着くことがいいことなのかはわからないが)、周りの戦跡等に関しては未見なのでそれらも含めて足を運びたいとは思っている。

202409291925261-admin.jpg展望台の外壁に掲げられたレリーフ。
「伊能忠敬北海道最初の測量地」こちらも目的の一つであった。伊能の測量事業は北海道(蝦夷地)から始まっている。第一次測量として箱館山を基点とし、ニシベツ(別海町辺り)まで実測した。

伊能ら測量隊が蝦夷地に渡る際、道南福島町吉岡の上陸地点から箱館までも測量を行っていることから、近年は最初の測量地は吉岡としており、新たに銅像が建てられたのでそちらも見に行きたい。

202409291925262-admin.jpgあの函館夜景の昼の姿。よく渡島半島の細い部分と間違われる地形である(笑)。

202409291925263-admin.jpgどつくと緑の島方面。山頂への車道も見える。

202409291925264-admin.jpg元町周辺。緑も相まってカラフルな街並み。

202409291925265-admin.jpg海岸の波打ち際の動きを見ると、地球の息吹を感じる。

202409291925266-admin.jpg元町の寺院や教会などのレトロな建物群。ジオラマのよう。

202409291925267-admin.jpg坂から道路が伸びてゆく様も興味深い。

202409291925268-admin.jpg右下に護国神社の鳥居があり、神社坂が伸びてゆく。先程歩いた場所>>27を俯瞰で見れるのは面白い。

函館山は戦前は軍の要塞だったため、立ち入りや山に向かってカメラを向けたりスケッチすら禁止されていた歴史もあるが、山頂からこのように眺めることが出来る今の時代はなんと自由で有り難いことかと思う。逆に、そのような制限が自然保護の役割を果たしていたというのも考えさせられることではある。
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#碑

道南,函館