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拙著ミチノエキクエスト5巻 の裏表紙裏に描いたもの。
アイヌ民族の人たちも入れたなら、こちらも歴史創作に入れてもいいかな…ウィルタ民族とトナカイです。
ウィルタはオロッコとも呼ばれ、これはアイヌ側からの他称です。
知床にはオロンコ岩があり、由来はオロッコ族から来ているようですがウィルタのことかは不明。
このトナカイ、今見ると角が体に対して貧弱でバランス良くないような気がする(自己批評)。
間宮の北夷分界余話では、トナカイの角を「其角枝多く突々たり」と記録されていたけれど、挿絵も鹿に灌木の枝が生えているみたいになっていて、頑張って描いているな…と。しかもその挿絵、間宮の口述を記した同僚の村上貞助が描いているんですよね…実物を見ていない人間が見た人の話を聞いて描いている。見たことある者(私)でさえ難しいのに、それは苦戦しますよな…。写真もまだ無い時代のこと、後年実物も見れたわけでもないので、答え合わせも出来なんだ。
間宮自身は描いていないけど、人物や動物絵は不得手だったのかしら。地図は描いているし地形もラフ描きみたいのが残っているんですけど(高橋作左衛門宛の手紙など)。
民族衣装はどういった質感や作りになっているのか興味深い。
博物館の在り方(特にコレクション方法の賛否)は館により様々な評価がありますが、実物を見ることが出来るのは貴重なことではあります。
#ウィルタ #まみりん #てーすけさん
拙著ミチノエキクエスト3 の裏表紙裏イラスト。
ここまで来ると、あのページを利用して歴史創作に足を突っ込もうとしていたと思われても仕方ない。
しかも上の本文内容が、殿様街道ウォーキングの紀行も入っているしで、本当にやりたかったことは道の駅というよりそっちでしょ?とツッコミが入りそう。
伊能先生、別段私が語らなくても有名で偉大すぎる御仁だけど、それだけに知っているエピソードに間違いないのかを再確認する作業が地味に難しい。参考の本を読み返したり要約するのが意外と難しい。私だけかな。
北海道南の福島町に建立された伊能忠敬像、実物をまだ見に行けていないので行かねば…
ゴルファー(またはキャディ)のポーズみたい?と思ったけど、あの競技も地形を読むことがカギになってくるので、まあ通じますよね…
#イノー先生
こちらはミチノエキクエスト1巻 の裏表紙裏に描いたもの。
先程のまみりんたけちゃんよりも先に描いたものです。
道の駅本の本文がエッセイとちょっとしたカットで構成されていたためか、おまけ的なページで真面目な絵が描きたくなるらしい。
アイヌの着物(晴れ着)はアイウシとモレウが文様の基礎、になると思いますが、癖が出てパターン化しそうなので色々なバリエーションを見たいなとか。
それにしても先人の手作業の細やかさよ…!
思えばこの頃から、北方の歴史ネタで何かを描きたい願望があったのかも知れないですね。
#アイヌ
拙著同人誌、道の駅本(ミチノエキクエスト2 )の余白埋め(裏表紙裏)に描いたもの。
※Bookコンテンツ内で本文が見れます 。
思えばこれが初めて描いた歴創絵…ミチノエキ2巻は稚内を訪れた時のことを書いていて、軽く聖地巡礼になった思い出深い1冊だった。
裁付袴はカワイイネ!今で言うニッカボッカーみたいなやつ。
#まみりん #たけちゃん
そろそろこれを上げておこうかと。以前Twitterやっていた時に上げたもの。最近はMastodonとかでも上げたかな。
描いてて大変だったけど楽しかったキャラ設定。あくまでも人物を借りた個人の創作ということで。
全身描いたのはそれぞれの身長差を確認したかったというのもあるけど、身長についての記録や言い伝え(と推測)があるのはまみりんとイノー先生とコンドウ、そしてたけちゃんだけだと思う。あとはあくまでイメージです。
とくないさんは小柄な感じがする。コンドウは六尺(一尺は約30cm)あったという記録があるのででかいね! 当時だと尚更大男。うん、そんな感じはする。
個人的に一番勝手にウケてるのは、シマ先生とコンドウの関係性かな。シマ先生がコンドウに付いて択捉島へ渡ろうとした時、体調を崩して寝込んだシマ先生をコンドウがおちょくってさっさと置いて行ってしまったということがあって、これは多分シマ先生はコンドウのことが苦手でしょって思った。そんな傲慢なコンドウをとくないさんが嗜める、までがワンセット。
ちなみにまみりんより少し前の年代の話。まみりんのマントみたいなのは郷里に残された(つくばみらいの記念館に展示されている)蝦夷毛布をモデルにしているよ! 樺太探検の時ではなく、蝦夷の測量時に使っていたものらしいけど。
それぞれのキャラをクローズアップしてビジュアル絵としても小話としても描きたいわね…
#まみりん #イノー先生 #たけちゃん #てーすけさん #コンドウ #シマ先生 #とくないさん #はっく #マツダさん